変化する嗜好、変化しない嗜好
人間の嗜好ってものは、しばしば変化する。
若い頃は豆腐のどこが旨いのかわからなかったが、
今はわかる。
野菜もそんな感じだ。
肉よりも豆が旨いと思ったりもする。
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しかし、変わらない嗜好もある。
どうしてもホリゾンタルフレームより
スローピングフレームのほうが美しいとは思えないし、
今のカーボンバイクのデザインテイストも同様である。
嗜好の問題というのは、
文化と同じで非合理的なものなので、
理屈で見方が変わるということはない。
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ほとんど直観で決まるのである。
ランドナーが美しいと思う人は見た瞬間にそう思うし、
古臭くてつまらん自転車だと思った人は
ずっとそう思い続けるであろう。
議論しても仕方のないことなのだ。
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異性の好みのタイプとまあ同じとも言える(^ ^)。
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食い物の好みはより本能的なはずだが、
それは変化することが多く、
乗り物道楽の趣味があまり変化しないというのは
面白くもある。
もしかすると、より精神的、霊的な領域に近いのは、
乗り物の趣味かもしれないのだ(^ ^)。
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ナマステ。ピース。